消防設備士って、そんなに種類あるの?
「消防設備士って、1つ取ればいいんでしょ?」
…って思ってる人、けっこういると思います。僕も最初そうでした。
でも実は、13種類もあるんです。はい、13個です。
甲種が6種類(特類~5類)、乙種が7種類(1類~7類)。
ざっくり言うと、甲種は「工事もOK」、乙種は「点検だけOK」って感じです。
で、何を目指してるかっていうと
一般的には、
甲種:特類~5類(6つ)+乙種:6・7類(2つ)=計8種類
これを取ると「コンプリート!」って言われます。
僕もこの“8種コンプ”を目指してます。仕事で必要なことはこれでだいたいカバーできます。
試験って年3回だけど…
試験自体は年3回あって、全国どこでも受けられるんです。
しかも都道府県ごとに試験日が違うから、県外で受ければ年に何回も受験できるっていう裏技(?)もあります。
実際、隣県をハシゴして半年で全種取りきっちゃう人もいます。マジで猛者。
でも僕はというと、新潟オンリー。
新潟って車社会だし、どこ行くにも2時間はかかる。
福島、山形、長野、群馬、富山……地図では近く見えるけど、移動が全然ラクじゃないんですよね。
関東みたいに電車ですぐ県外、なんて甘くない。
なので、僕は**「新潟だけで戦う」と決めてます。**
その結果、ストレート合格しても約2年半かかるっていう計算。
まぁ、根気の勝負ですね。
免状コンプ勢、現る。
さて、ここからが本題(?)
世の中にはすごい人たちがいて、
乙種の1〜5類までわざわざ取る人がいます。
「え?甲種持ってたら乙種いらないんじゃないの?」って思いますよね。
正解です。いりません(笑)
でもね、彼らがなぜ取るかというと、
免状の“表面”にある資格記載欄を全部埋めたいからなんです。
この発想、まるでポケモンのバッジ集めや、モンハンの勲章コンプのような“やりこみ欲”。
実益ではなく、完全に達成感とコレクション欲。
もうここまでくると資格コレクター。
正直、変態の領域です(←最大級の敬意込めてます)。
僕は8種派です(たぶん常識人)
そんな僕はというと、やっぱり実用重視。
必要な資格を必要な分だけ、っていうスタンス。
とはいえ、全資格埋めてる免状を見たら、正直ちょっと「うわ、スゲェ…」って思っちゃうんですよね。
結論:資格の世界にも変態はいる
消防設備士の資格って、勉強も大変だし、試験の頻度も限られてるし、
地元縛りだったらめちゃくちゃ根気がいるんです。
しかも、コンプには最低でも8回は受験しなければならないんですよ!
そんな中、さらに「意味ないけど全部取りたい」とか言い出す人がいる。
正気か?って思うけど、そういう人がいるおかげで、世界は面白くなってる気もする。
あなたはどうですか?
必要分だけで満足派?
それとも…変態コンプ勢、いっちゃいます?(笑)
🔚 おわりに
消防設備士の世界には、静かに燃える熱狂があります。
資格欄を全部埋めたい。誰かに見せたいわけでもなく、自分のために。
そんな“やりこみ魂”が、実はここにも息づいてるんです。