火災通報装置調査(新潟市東区|ディサービスセンター)

 我が家で犬を飼っています。子犬の頃はお腹が弱くて試行錯誤の末に手作りの食事を与えからはお腹を壊さなくなりました。たまに具合が悪そうだなと思うときは散歩の時に拾い食いをしてしまった時です。なんだか草むらの中の物を素早く食べるので注視していないと危なっかしいです。

 

先日、保険屋さんが「犬の気持ち」の冊子を持ってきてくれたので読んでみると驚きました。しかし、みなさん知っていましたか?犬はぶどうNGって「腎不全になる可能性がある」恐ろしいですね。ぶどうNGは全く知りませんでした。かみさんや子供たちに直ちに周知しました。

さて、火災通報装置が使えなくなったというお客様から相談を受けて現場にお伺いさせて頂きました。

 

火災通報装置は、火災発生時に緊急ボタンを押すことにより消防署へ自動通報してくれる装置です。建物の名称から住所・電話番号等のメッセージが流れ通報者は消防署からの逆信を受け取るだけでOKです。

 

使えなくなったという事は、機械が故障している?回線が繋がっていない?のいずれかに該当しています。よくあるケースは以下になります。

 

アナログ回線をデジタル回線に変更した。というケースです。今までアナログ回線を使っていたのですが、光回線に変更したことにより火災通報装置が使えなくなったというケースが非常に増えています。

 

消防庁でも以下の調査結果を報告しています。

 

※IP電話に接続された火災通報装置により、適正な通報がなされなかった事案が少なからず発生している。

 

◎アナログ回線に接続されていた火災通報装置が、その後の契約変更等によりIP回線に変更されてしまったため、立入り検査又は点検報告のときに、再びアナログ回線に改修させなければならなくなる事案が発生している。

 

◎IP電話回線に火災通報装置を接続した場合に、光パルス信号をIPパケットデジタル信号に変換する回線終端装置やデジタル信号をアナログ信号に変換する通信用宅内設備などの周辺機器が停電時に使用できなくなり、火災通報装置からの通報ができなくなるおそれがある。

 

◎IP電話の増加に対応するために、IP電話回線に接続させることができる火災通報装置が求められる。

IP電話対応の火災通報装置が発売されましたが、モデムの電源や回線終端装置へUPSで予備電源を供給しなければなりません。能美防災さんより頂いた資料をご参照願います。

こちらの現場は、IP電話に回線変更したことによりアナログ回線が失われていました。火災通報装置の設置してある建物で、IP電話等の回線に変更をご検討されている場合は消防設備点検業者へ必ずご相談をお願い致します。

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