我が家で犬を飼っています。子犬の頃はお腹が弱くて試行錯誤の末に手作りの食事を与えからはお腹を壊さなくなりました。たまに具合が悪そうだなと思うときは散歩の時に拾い食いをしてしまった時です。なんだか草むらの中の物を素早く食べるので注視していないと危なっかしいです。
先日、保険屋さんが「犬の気持ち」の冊子を持ってきてくれたので読んでみると驚きました。しかし、みなさん知っていましたか?犬はぶどうNGって「腎不全になる可能性がある」恐ろしいですね。ぶどうNGは全く知りませんでした。かみさんや子供たちに直ちに周知しました。
今回は火災通報装置が使えなくなったというお客様からご相談を受けて現場にお伺いいたしました。近年、火災通報装置の仕様変更により、頻発している問題となります。
本ブログをご覧いただき、お力になれれば幸いです。
火災通報装置とは
まずは火災通報装置についてご説明させていただきます。
火災発生時に緊急ボタンを押すことで消防署へ自動通報してくれる装置です。
また、自動火災報知設備と連動しているものであれば、火災を感知し、自動で通報する建物もございます。
火災通報装置が起動すると
- 建物の名称
- 住所
- 電話番号
等の消防署が現場に駆け付ける為に必要な情報が流れます。
その後、消防署からの逆信を受け取り、受話器を取っていただくと消防署と連絡が取れます。
もしも、受話器を取らなかった場合でも消防署は火災発生と判断し、現場に急行してくれます。
使えなくなった原因とは
使えなくなったという事は、『(機械が故障している?)』『(回線が繋がっていない?)』かのいずれかに該当しています。
よくあるケースとしてアナログ回線をデジタル回線(光回線)の変更によるものです。
現在、このケースが非常に増えています。
消防庁からも以下の調査結果が報告されました。
※IP電話に接続された火災通報装置により、適正な通報がなされなかった事案が少なからず発生している。
- アナログ回線に接続されていた火災通報装置が、その後の契約変更等によりIP回線に変更されてしまったため、立入り検査又は点検報告のときに、再びアナログ回線に改修させなければならなくなる事案が発生している。
- IP電話回線に火災通報装置を接続した場合に、光パルス信号をIPパケットデジタル信号に変換する回線終端装置やデジタル信号をアナログ信号に変換する通信用宅内設備などの周辺機器が停電時に使用できなくなり、火災通報装置からの通報ができなくなるおそれがある
- IP電話の増加に対応するために、IP電話回線に接続させることができる火災通報装置が求められる。
このように消防庁の調べからも同様のケースが発生していることがお分かりいただけたことと存じます。
近年、IP電話対応の火災通報装置が発売されましたが、モデムの電源や回線終端装置にUPSで予備電源を供給する必要があります。
※能美防災様より頂いた資料をご参照ください。
こちらの現場もIP電話に回線変更したことによりアナログ回線が失われていました。
火災通報装置を設置してある建物で、IP電話等の回線に変更をご検討されている場合はご契約されている消防設備業者へ必ずご相談をお願い致します。