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煙感知器・誘導灯交換工事(新潟市西区|老人保健施設)

消防法により、消防用設備等を設置することが義務づけられている防火対象物の関係者(所有者・管理者・占有者)は、その設置された消防用設備等を定期的に点検し、その結果を消防長又は消防署長に報告する義務があります。

 

消防用設備等は、いついかなる場合に火災が発生しても確実に機能を発揮するものでなければならないので、日頃の維持管理が十分に行われることが必要です。 消防法では消防用設備等の点検・報告ばかりでなく、整備を含め、適正な維持管理を行うことを防火対象物の関係者に義務づけています。

消防設備点検を実施させて頂いているお客様より故障個所の改修依頼を頂きました。

故障の内容は、煙感知器に煙を入れても反応しない感知器の故障

誘導等の不点灯です。誘導灯はランプ切れと思われたのですが、電源ランプも不点灯でしたので器具本体の呼称だと判明しました。

煙感知器の交換作業が完了し加煙試験をしました。

 

煙感知器の役割は、主として天井面に取り付けられ、火災により生ずる煙が天井面から蓄煙されることを利用し、自動的に火災を感知します。周囲の空気が一定濃度以上の煙を含むに至ったときに火災信号を発して火災受信機を表示させます。

故障誘導灯も交換作業完了しました。

 

誘導等の役割は、建物で火災などが発生した場合に避難場所へ速やかに人々が避難できるように非常口や避難経路を照らして誘導するためにあります。避難口や通路を示し避難する道筋を示しています。

 

誘導灯の内部には蓄電池(バッテリー)が内蔵されており停電時には20分間以上(不特定多数が利用する建物は60分間以上)点灯することができ夜に火災や地震等の災害による停電が起きた場合でも明りを頼りに出口へ誘導出来るようになっています。

ちなみに誘導灯の器具本体の寿命は8年~10年となっています。24時間356日点灯している誘導灯は丈夫で故障にも強い仕様になっていますが、器具は設置して年数が経過していくにつれ表示板がほこり等で汚れて視認性が低下していきます。また、器具内のバッテリーは劣化し、充電不良や故障が起こる可能性があり万一の時に明かりがつかない恐れがありますので10年以内の交換をお勧め致します。

誘導灯や感知器交換をご検討のお客様はぜひ一声お掛け願います。

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