
消防設備点検は、消防法に基づき定期的に行うことが義務付けられています。
この点検で火災時に消防設備が確実に機能するかを確認します。
医療施設の場合、来院される患者様はもちろん、スタッフの皆様が迅速に避難を行うための初期対応が重要で、消防設備は初期対応に寄与します。
医師の先生方であれば、医学以外にも見分が広いことは存じ上げております。
すでに「それくらい、分かってるよ」といった感じでしょうか(笑)
あえて、設備や点検業務に関する細かな説明は省略します。
ブログ作成の経緯
私が本ブログを作成した理由は「医業の妨げにならない消防設備業」をご提案したいと思ったからです。
先生方は1日に何人もの患者様に診療を行う非常に繊細な仕事に従事され、さらに診療所の運営と御多忙であることを伺っています。
その中で、消防設備に関する悩みやトラブルが発生すると業務に支障が出てくることも考えられます。
例えば、診療時間を避けて点検を実施することが挙げられます。これは当社に依頼を頂いた場合に最も多いご要望になります。
建物の規模によっては「自動火災報知設備」「非常警報設備」から大きな音が響くので、具合が悪くて来院されている患者様に不快感を与えてしまう原因になってしまいます。
診療所はこれ以上病状が悪化しないように、静かで落ち着ける場所であることが求められますから、そのご要望に応えたいと考えている次第です。
衛生管理の徹底
服装に関する身だしなみを徹底しております。
作業着が黒ずんでいる、色あせている、毛玉が出ている、中のシャツが出ている、これらに該当しないか、気を付けているポイントの一つです。
もしも、整えられた環境で汚れた衣服、靴で足を踏み入れられるのは、勘弁してほしいものです。
ここでのポイントは、医師の先生方が気を付ける「清潔」に最大限に配慮することです。
診療所は綺麗で清潔な環境を維持することが求められます
診察室、診療器具には消毒・滅菌が徹底されていますから、そちらに敬意を表するという意味でも、ご協力したいと考えております。
当社では、作業服・靴を支給していることもあり、身だしなみを整えることにつながっています。
連絡方法にも配慮
点検のアナウンスを円滑に行えるように、メールなどを用いて、ご連絡をさしあげます。
これは、前提として先生方は忙しく、連絡が取れないことがあります。
こちらとしても、恐れ多く、電話連絡に時間を割いていただくわけにはいかないと思っております。
たしかに、診療時間であれば、先生は診療中で連絡は難しいです。さらに、休診の時間は診療所の電話はつながりませんから、そもそも連絡の取りようがありません。
そこで、事務員の方に言伝をお願いしたり、メールでご連絡をさしあげたり、先生方のご都合の良いタイミングでご連絡をいただけるような、連絡方式を取らせていただいております。
さいごに
ここまで私の本業である点検業務について触れてきませんでしたが、確実な点検をすることは当然のことですから、医業に差し支えないような心遣い、サービスをご提供したいと考えています。
私が思うに点検は保守業務であり、接客業務でもあるとも考えています。
先生方が求めるもの、診療所が求めるものを体現し、医業に専念できる環境を整えることが我々、設備業の仕事です。
消防設備のトラブルに迅速かつ柔軟に対応しておりますので、お声がけいただけると幸いです。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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