· 

屋外消火栓設備の点検(新潟市北区|工場)

屋内消火栓設備の使用方法は

1. 起動ボタンを押す

消火栓ボックスにある起動ボタンを押します。ボタンを押すと、ベルが鳴り、ポンプが起動します。

2. 扉を開ける

消火栓ボックスの扉を開け、ホース架けを手前に引き出します。

3. ノズルとホースを伸ばす

ノズルとホースを火元の方向へ伸ばします。ホースがねじれたり、折れたりしないように注意しましょう。

4. バルブを開ける

バルブを反時計回りに回して開けます。

5. 放水する

ノズルを火元に向け、放水します。

6. 消火する

火元を狙って放水し、火を消火します。

7. 使用後

消火後、バルブを閉め、ホースとノズルを巻き取り、消火栓ボックスに戻します。 

屋外消火栓の放水試験をする際は最初に外観の目視点検を実施致します。

   ポンプ本体とモーター本体に水漏れ、亀裂等ないか確認。

   呼水槽内及び消火水槽内充水の確認。

   各屋外消火栓内のバルブ類の確認。

水道用のポンプとは異なり、普段は動作していない為、非常時若しくは点検時などしかほとんど機能しない為、各所確認していきます。

上記の確認が終わりましたら続いて屋外消火栓制御盤内の絶縁測定を実施致します。

電源回路、電動機回路を測定し絶縁測定が良好な事を確認します。500Vのメガーで測定し0.2Mオーム以上である事を確認致します。絶縁測定は総合点検時のみで良い事になっておりますがポンプを始動する際は毎回測定するのが望ましいです。

ポンプ始動の準備が出来ましたので放水試験の実施です。

放水試験を実施際する前は、仕切り弁を閉止してからポンプを起動します。安全に放水試験するにはウォーターハンマーに配慮して配管内に水を充水させてから放水する事を推奨致します。

※ポンプを運転後徐々に仕切り弁を開けてポンプの圧力計を締切運転した値まで上がったら充水は完了します。

今回の放水試験は、屋外消火栓格納箱内にある遠隔起動スイッチにてポンプを起動させ起動後に仕切り弁を開けて放水試験を実施致しました。

屋外消火栓はすべての屋外消火栓(設置個数が2個を超える時は、2個の屋外消火栓とする。)を同時に使用した場合にそれぞれノズルの先端において、放水圧力が0.25MPa0.6MPaかつ放水量が350L毎分以上の性能のものであることとなっております。こちらの工場は屋外消火栓の設置個数が4個の為、2箇所で同時に放水し圧力の測定を実施致しました。写真ではわかりづらいですが、0.45MPaを測定致しました。放水圧力異状なしです。

放水完了後は消火水槽の水が減水している為、消火水槽の水量を確認致します。

 

ボールタップが停止位置まで上がり、給水がしっかり止まる事を確認します。給水が止まるまではその場を離れないようにしましょう。給水装置の不良により水が落ち続ける場合が有ります。

その他の点検項目として消火栓設備には異常が発生した場合に警報を発します。こちらの物件はポンプ起動、呼水槽減水、過負荷を検出すると火災受信機及び消火栓制御盤にて警報を発して音響が鳴動します。(現場によっては警報は異なります。)

今回の消防設備点検はすべての設備異状なしでご報告出来ました。消防設備問わずどのような設備でも言える事ですが、時間が経つにつれて設備は劣化していくものです。特に今回ご紹介させて頂きました消火栓本体はポンプ廻り、水槽はもちろんの事、屋外消火栓も外に設置されていますので雨風にうたれる事もある為、錆、腐食に繋がる可能性も非常に高いと言えます。消防用設備は非常時に備えてる物ですので

非常時にいつでも使用できる様に我々消防設備士は日々点検業務に従事していきたいと思います。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。
消防設備点検料金費用の目安はこちらから