今回実施する点検内容は総合点検なので火災受信機の絶縁測定から始めたいと思います。
絶縁測定とは各回路の絶縁抵抗値が適正であるか絶縁抵抗計を使用し測定します。
ちなみに、絶縁とは回路などにおいて、対象となる2箇所の間で電気抵抗が大きく電圧を掛けても
電流が流れない状態をいいます。つまり電気が流れない状態のことです。少し話が脱線してしまいましたが、絶縁抵抗値が適正であることを確認できましたので次の作業に移っていきます。
火災受信機が正常に動作するのかを確認していきます。火災試験や蓄電池(バッテリー)の切り替え試験などなどです。
補足ですが、火災受信機に内蔵されている蓄電池(バッテリー)の更新目安は5年とされています。
機器本来の性能を発揮するためにも早めの更新をおすすめします。
次は感知器などの機器がきちんと正常動作するのか、間仕切り等の変更により未警戒部分が無いかなどを確認していきます。見たことのある方も多いと思いますが加熱試験の風景です。
感知器等も年数が経過すると腐食したり、発信機なども釦の動きが悪くなったりしてきます。
劣化が始まると、どんどん進行していきますので早めに交換をご提案させて頂きます。
たとえば、感知器などの交換であれば費用目安は¥15000円~修繕ができます。
その他色々なケースがありますのでお気軽にご相談下さい。
今回はその他設備の点検も順調に進めることができ、異状箇所もなく終了することができました。
最後まで読んでいただき有難うございました。
弊社は迅速・丁寧・親切を心掛け、より良いサービスをご提供できたらと考えております。
御興味を持たれた方はお気軽にご相談願います。
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