新潟市の消防設備点検会社エフ・ピーアイです。いつもブログをご覧頂きありがとうございます。最後までご覧頂けると幸いです。
本日のブログはスプリンクラーヘッドの交換工事のブログとなります。
スプリンクラーヘッドとは
今回閉鎖型スプリンクラーヘッドを交換させて頂きました。防火対象物の上部、または天井に
設置されており、火災の熱によりヘッドの温度が上昇する事により、ヘッドの感熱体が破壊、
または変形し変形しヘッドの放水を阻止している栓などが外れて放水口から加圧された水が流出します。流出した水は、デフレクターにあたり分散されて、散水を行うものです。 なお、感熱体は、易融性金属により融着され、又は、易融性物質により組み立てられたヒ ュージブルリンク型と、ガラス球の中に液体等を封入したグラスバルブ型とがあります。
今回、この閉鎖型スプリンクラーヘッドの交換した現場は、工場内の番重棟で天井が低い影響もあり、トレイがの積み方が悪かったり、積み過ぎの影響によりスプリンクラーヘッドにぶつかり集熱板が変形しておりました。あたりどころが悪ければスプリンクラーヘッドが破裂し、ヘッドより水が漏れ出し水を放出する事となります。
わかりづらい写真ですがヘッドの集熱板が変形している写真です。
交換の経緯ですが、以前より1個スプリンクラーヘッドの変形としてご報告させて頂いていたのですが、点検時にまとまって変形が確認できた為、複数個交換提案させて頂き、受注頂きました。
交換の準備としてスプリンクラーの制御盤にてブレーカーを遮断しメインバルブも全閉してから作業を行います。当該系統の配管の水抜きを行い、配管内の水を抜きます。
まずは末端試験弁にて水抜きを行います。完全には水が抜け切らないのでバキュームにて真空状態にする事が望ましいです。
真空状態になりましたら続いてスプリンクラーヘッドの交換となります。
ネジ山にシールテープを巻き、ねじ込んでヘッドの取付を行います。
以前のスプリンクラーヘッドはガードが付いておりませんでしたので、新しいスプリンクラーヘッドは多少の衝撃であればヘッドの変形を防げる様、ヘッドガードを設置しました。
スプリンクラーヘッドを全数交換が終わったら配管内に水張りを行います。
ヘッドの締め込みが甘くて水漏れの可能性もありますので現地とポンプ室に分かれて
通水を行います。暫く時間を置き、配管内の圧力降下がなく圧力が維持されている事を確認します。
弊社にはこのようなお客様から多くのご相談を受けております。
✅ 消防署から消防設備点検するよう言われた・・・
✅ 今の業者さんは呼んでもすぐに来てくれない・・・
✅ 消防点検料金、今の金額で本当に妥当なの?
✅ 消防点検の実働会社と直接契約したい。
✅ 施設の消防関係だけでなく電気設備も面倒見て欲しい。等々
弊社では取り扱いのある設備に関しては、お客様に安心していただけるように、即日での対応を
心がけております。
弊社のお客様からは「すぐに来てくれて助かった」などの安心の声と感謝のお言葉を頂戴することが多く、弊社の強みであると考えております。
同様のご相談等ございましたら是非是非弊社にご一報下さい。