先日、当社に日頃からご愛顧を賜っております工場を運営されるお客様からご連絡を頂きました。
『屋根が壊れて、感知器が鳴ってしまいました』というようにご連絡を頂戴し、すぐに調査にお伺いしました。
到着して早々に現場を見に行くと、残念ながら、壊れた屋根の部分から雨が侵入し、感知器・照明が壊れていました。
写真では、分かりにくいかもしれませんが、水がポタポタと垂れてきたり、各機器が湿っている状態でした。
このような場合は、火災が発生しても感知しない状態となっているため、速やかに工事を行うことが必要となります。
工事に伴い、お客様の方でまずは屋根を直す必要があります。
屋根の修理状況をお客様にお伺いする形になることが一般的かもしれませんが、屋根の修理屋さんとお繋ぎいただき、打ち合わせを行い、工事の段取りを行っていきます。
というのも、工事を行う双方が直接打ち合わせを行うことで、円滑に工事を進めることができることに加えて、お客様が連絡する手間が一つ減るというメリットがあり、そのようにご提案させていただきました。
お客様はあくまで、その事業所の運営に関わる社員さんでおられますから、当社で、不明な点・不安な点を払拭または業務を代行しながら、通常業務の妨げにならないようなご提案をするように心がけております。
今回の工事内容
今回の工事では、下記の工事を行いました。
- 煙感知器
- 熱感知器
- 差動式分布型感知器(空気管含む)
- 40W 照明器具
- 高天井用水銀灯
以上の5種類の工事を行いました。
作業の様子
最初の調査から、ほどなくして屋根の工事を終えたということで、工事を実施することができました。
今回の工事では、高所に取り付けられた機器であったため、空気管・照明の一部工事で高所作業車を用いて工事を行いました。
建築資材を扱っている工場であることを考慮して、周囲に十分注意し、作業を行いました。
夏に差し掛かり、天井付近での作業であったため、かなりの暑さとなっておりました。
しかし、今思えば、コロナウイルスが流行っていた頃は工場の作業でもマスクを着用して作業していたわけですから、かなり体への負担が大きかったことを覚えています。
これら全てを無事に1日で終えることが出来ました。
完成品
無事、工事が完了し、感知器・照明のテストを行いました。
全ての機器が正常に動作することが確認できたので、これにて全作業が終了となります。
また今回の工事は、消防署に設置届という書類を提出する必要があったため、書類の作成も併せて行いました。書類も受理され、正式に工事が完了した形となりました。
今回のケースは、屋根の破損で雨水の侵入により機器が破損いたしました。
お客様にとって、業者の手配は大変なことと存じます。そのため、当社が助言または代理人となり、設備の復旧のお手伝いをさせていただきました。
機器が漏水・結露などにより故障したお客様でお困りの方は当社にご連絡をお願い致します。
※強引な営業・販売は行いません。お気軽にご連絡ください。