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誘導灯の交換時期と工事に必要な資格について徹底解説!

誘導灯は、災害による停電が起こった際に避難口を指し示してくれます。

 

夜間の明かりのない初めて入る建物・暗がりの建物での避難は困難を極めます。

そのため、夜間の停電でも目印となる誘導灯は避難活動をするうえで必要不可欠です。

 

この記事では、誘導灯の交換時期工事に必要な資格について徹底的に解説していきます。

誘導灯とは?

誘導灯は災害などで停電が発生した際に、避難口の場所を示すための消防設備の1つになります。

 

停電で電気の供給が絶たれた場合でも、内蔵の非常用バッテリーによって点灯します。

これにより、非常時でも建物にいる人を安全に避難させることが可能になります。

 

消防法施工令によって、防火対象物の用途・規模に応じて誘導灯及び誘導標識を設置することが義務づけられています。


誘導灯の交換時期

特殊な環境(高温・多湿・屋外)以外で、標準的な環境下で使用することを目的とした場合の誘導灯器具耐用年数は以下になります。

 

【器具本体】

  • 適正交換時期:8~10年|対応限度:12~15年

【非常用バッテリー】

  • 交換時期:4~6年

バッテリーの能力は点検によって確実に機能することを確認しなければなりません。

 

点灯時間が非常用バッテリーに切り替えた場合、誘導灯は20分(長時間定格形は60分必要です。

 

上記の時間を下回って点灯する場合は交換が必要です。

また緑色の充電モニタが点滅している場合も交換が必要となります。


工事に必要な資格

誘導灯を取り付けるには2つの資格が必要になります。

  • 消防設備士 甲種4類
  • 第一種電気工事士または第二種電気工事士

誘導灯の取り付けは、電気工事士の資格で可能です。

しかし、着工届や取り付け後の試験・点検などは消防設備士が行う必要があります。

 

当社は、消防設備士・電気工事士を持つ有資格者が工事を行います。

着工届などの消防署への手続き・点検は当社で責任を持って実施させていただきます。


今回の交換までの流れ

今回は、新潟市西蒲区介護福祉施設のお客様からのご依頼でした。

 

消防設備点検を実施した際に誘導灯の不具合が見つかり、不具合箇所の御見積書をご提出し、ご依頼いただきました。

 

基本的に簡潔な内容で御見積書を作成しておりますが、御見積書の内容を詳しく知りたいお客様に関しては、丁寧にご説明を行い、納得したうえで、ご依頼を頂戴できるように努めております。

 

消防設備全般に言えることですが、維持管理が大切な設備になります。

 

ご依頼いただいた場合、出来る限り、スピーディーに工事の予定を段取りさせていただきます。


誘導灯の点検・工事はエフ・ピーアイまで!

誘導灯は、24時間365日点灯し、日中・夜間に限らず避難者の誘導の手助けをしてくれます。

また、消防設備の中でも目にする機会が多く重要度の高い設備の1つになります。

 

長年の使用による器具の破損・バッテリー切れで、避難口がどこか分からない…なんてことにならないように、定期的な消防設備点検・工事が必要です。

 

✅消防署から消防設備点検するよう言われた。

✅今の業者さんは呼んでもすぐに来てくれない。

✅消防設備工事料金が高い気がする。

✅消防点検の元請け会社と直接契約したい。

✅消防設備だけでなく電気設備の面倒も見て欲しい。

 

などでお困りの方は下記の「お問合せページ」よりご連絡をお願いいたします。

※強引な営業・販売は致しませんので、お気軽にご連絡ください。

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