新潟市の家電量販店樣の誘導灯交換工事のご注文を頂きました。消防設備点検実施の際に故障が見つかり、ご報告させて頂いて御見積書提出→ご注文→交換工事実施までの説明をさせて頂きます。
私たちは、御見積書提出時に担当者様と留意点について打合せを徹底して、事故の無い現場作業に努めております。ブログをご覧になって頂いたお客様で施工方法や価格面で不安な点やお悩みがございましたらお気軽にお問合せ願います。
交換前
今回の不具合の箇所としましては、非常電源に切り替わった際に不点灯であった点と吊り下げ金具が破損し、カバーが外れていた点になります。
蛍光灯のタイプになりますので、いよいよ寿命がきてしまったようです。
弊社では蛍光灯タイプの器具が破損した場合にはLEDタイプへの交換をご提案させていただいております。
その理由としましては、
- \蛍光灯の交換時にソケットが劣化により破損しやすい為、継続的に利用することが困難であること
- 蛍光灯は虫がよりつきやすい為、誘導灯に虫が付着し、誘導灯の視認性が損ないやすいこと
- 蛍光灯は電気効率が悪い為、余分に電気代がかかること
など
ぎりぎりまで蛍光灯・バッテリーの交換で延命される場合もありますが、緊急時に誘導灯の機能が発揮されない場合が考えられるので、交換をおすすめいたします。
納入品
今回は両面の誘導灯になります。
そして右側に見えるものは専用の「吊り下げ金具」になります。
天井が高い箇所で設置されるもので、より見やすい位置に誘導灯を天井から吊り下げることで視界に入りやすくなります。
作業中
作業の際はブレーカーを落として無電圧で作業を実施します。
誘導灯は専用回路なので、基本的にはブレーカーを落としても支障が無いので、安心です。
作業をしていると、蛍光灯は少し重量を感じるので、取り外しには少し慎重さが求められます。
筆者は蛍光灯タイプの誘導灯の取り付けの経験がないので、『昔の業者の方は2人作業だったのかな?』と考えながら作業をしておりました(笑)
両面の誘導灯はランプが表と裏があることを知らなくて、最初の頃に『はまらないな~』と思って苦戦したことを覚えております(笑)
しっかりと表と裏を確認して取り付けは完了です!
余談ですが、誘導灯には避難口と通路があります。今回の両矢印は通路であることを示す誘導灯になります。緊急時に避難する際は白地に矢印のものは中間地点でその矢印の先に避難口があります。
交換後
取り付けが完了したので、ブレーカーを上げて点灯試験を行います。
こちらは日中の誘導灯になりますので、違いを感じにくいかもしれませんが、夜間のLEDの明るさは蛍光灯より明るさにムラがなくはっきりと点灯してくれます。
こちらは10分程で交換が完了しました。
工事と聞くと身構えてしまうお客様がいらっしゃいますが、意外とコンパクトな作業になりますので、安心してご依頼いただけると幸いです。交換工事が完了し、誘導灯の視認性が格段に向上いたしました。誘導灯に限りませんが、古い器具から新しい器具に交換すると、空間自体が新しくなったように感じられます。
誘導灯交換工事1台¥25,000(税別)から賜っております。工事価格やご予算についてのお悩みにつきましてもご相談を賜わっておりますので、お気軽に弊社へお電話頂けることを願っております。もちろん、メールやFAXでの問い合わせも受け付けております。下記よりお問合せ願います。