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第一種電気工事士 技能試験|合格までの勉強のコツを徹底解説!

今回は、第一種電気工事士の技能試験に2回挑戦し、最終的に合格するまでの体験を、準備段階から試験当日、合格発表まで、すべて正直に書いていこうと思います。

 

これから第一種電気工事士を受験する方にとって、少しでも参考になる部分があれば嬉しいです。


目次


◆ 受験のきっかけは「免状をカード型にしたい」から

第一種電気工事士を受けようと思った理由は、仕事の幅を広げたいという思いもありますが、

正直なところ一番の理由は、免状をカード型にしたかったからです(笑)。

 

第二種電気工事士を取得した当時の免状は紙で、

汗で汚れる、クシャクシャになる、破れそうになるなど、現場ではとにかく不便でした。

 

最近はカード型に変更されていると知り、

「どうせなら第一種も取って、まとめてカード型にしたい」

そう思ったのが今回の挑戦のきっかけです。


【1回目の挑戦】

◆ 準備期間は実質2週間。現場仕事と重なった短期決戦

1回目の技能試験は7月5日。

その直前、6月21日 には別の資格試験があり、

準備期間は実質2週間ほどしかありませんでした。

 

さらにその期間、自分史上最大規模の工事も抱えており、

日中は現場、夜は試験対策という、かなりハードな日々でした。


◆ 1回目の勉強内容|とにかく結線図(複線図)を書く

技能試験で一番重要だと感じたのは、結線図(複線図)を書けることです。

 

公表問題は全部で10種類。

これらすべての結線図を書けるようになれば、

あとは机の上で、結線図どおりに施工するだけです。

 

無地のノートを用意し、

練習セットに付属している A5サイズのテキスト を見ながら、

結線図を何度も手書きで書きました。

 

最初はほとんどテキストの丸写し。

4回目くらいまでは、正直「理解」というより「作業」でした。

 

試験9日前には、

「これ、落ちるかもしれないな…」

と本気で焦ったのを覚えています。


◆ 動画教材で理解が一気に進んだ

途中から取り入れたのが、

ホーザンのYouTube動画シリーズです。

 

結線図作成から器具の組み立てまでを一通り解説してくれる内容で、

説明がとても分かりやすく、理解が一気に進みました。

 

結線図の解説部分だけを倍速で視聴し、

短時間で何度も確認していました。


◆ 練習セット(DK-61)の使い方と反省点

使用したのは、ホーザンの第一種電気工事士 試験練習用1回セットDK-61です。

  • 公表問題
  • 欠陥の説明
  • 器具ごとのケーブル寸法

が、A5サイズの一冊にまとまっており、とても便利な教材でした。

 

また、練習を効率よく進めるためには、

あらかじめ問題ごとにケーブルを採寸・切断し、テープなどでまとめておく

という方法が非常に有効でした。

 

このやり方に気づいたのは、試験の1週間前。

もっと早くやっておけばよかったと正直後悔しました(笑)。


◆ 1回目の本番|手応えがあったのに不合格

1回目の技能試験では公表問題9番が出題されました。

 

試験終了後は、

「これは絶対受かった」

と思うほど手応えがありました。

 

しかし、合格発表では

「合格者一覧にありません」

という表示。

 

正直、

「いや、嘘だろ?」

と思いました。

 

作品を持ち帰ることも、写真を撮ることもできないため、

しばらくは何が原因で落ちたのか分かりませんでした。


◆ 不合格の原因に気づいた瞬間

2回目の試験が近づき、公表問題9を解き直していたとき、

ふと手が止まりました。

 

「あれ? S2が接地側じゃないか…」

 

おそらく本番では、

S2を接地側にしなければならないところを、S1にしていた

のだと思います。

 

本当に小さなミスですが、

それが致命傷になるのが技能試験だと痛感しました。


【2回目の挑戦】

◆ 勉強再開|とにかく複線図を書く

最後に勉強していたのは7月。

そこから間が空き、11月に入ってから勉強を再開しました。

 

最初に複線図を書いてみたところ、

「やべっ、忘れてる…」

と感じるほど手が動かず、1枚書くのに7分ほどかかりました。

 

ただ、その1回目で感覚を取り戻したのか、

2回目、3回目と書くうちに、どんどんスムーズに作図できるようになりました。

 

結果的に、2回目の復習でも複線図は10回以上書きました。


◆ 2回目の練習環境|DK-61+線セット(DK-64)

2回目の練習では、

1回目で使用したDK-61の器具をそのまま使用し、

ケーブル類は使い切っていたため、

ホーザンの線セット(DK-64)を買い足しました。

 

器具をそのまま流用できるので、

線セットを追加するだけで練習を再開できたのは助かりました。

※1番と2番は撮り忘れました笑


◆ 今回、実技試験で使用した道具一覧(メーカー別)

今回の技能試験では、下記の道具を使用しました。

結論として、すべてそろっていた方が合格しやすくなると感じました。

 

■ マーベル

■ ホーザン

■ タジマ

■ ツノダ

■ クロキン

  • プライヤー(試験ではアウトレットボックスに穴が開いており、ブッシング等は合格マルチツールで締め付け可能なので、実際には使わないが念のため持参)

■ その他

  • 手袋(怪我防止。血だらけの作品を作らないために)

◆ リングスリーブ圧着マークの「点数計算」裏技

圧着マークの決め方は1.6mm芯線=1点、2.0mm芯線=2点で合計点を出すだけ。

  • 2点  :極小
  • 3、4点:小
  • 5点以上:中

例:1.6mmが2本、2.0mmが1本→1+1+2=4点→「小」で圧着

 

このやり方を初めて知ったときは目からウロコでした。


◆ 試験地は長岡市|まさかの再会

今回の試験会場は長岡市。

正直、最初は「面倒だな…」と思いましたが、

会場が長岡駅近くのホテルだったため、新幹線で向かいました。

 

その新幹線で、

小学校の同級生とまさかの再会。

 

成人式以来だったので、本当にびっくりしました。

試験前にテンションが上がりすぎて、

少し取り乱しそうになりました(笑)。


◆ 試験当日の流れ(2回目)

会場にはおよそ150人ほどの受験者。

道具を机に並べ、試験開始を待ちました。

 

材料一覧を見た瞬間、出題はすぐに分かりました。

 

公表問題1番。

 

構成は単純ですが、

結線箇所が12か所と全問題の中で最も手数が多い問題です。

 

正直、

「めんどくせえな…」

と思いましたが、冷静にやれば問題ない内容でもあります。


◆ 施工の流れと手応え

  • 結線図作成:約4分
  • ケーブル準備:約20分
  • 器具への接続:約35分
  • 圧着完了:約40分

かなりのスピードで完成したなと思いました。相当集中していました笑

あと、ケーブルの準備で指定寸法での切断・芯線の皮むきまで一気に行ったことが功を奏したんだと思います。

 

残り20分はすべて見直しに使いました。

 

欠陥、施工条件、結線ミスなどを一つずつ確認。

ただ、ランプレセプタクルのの字曲げが右巻きかどうかだけは、

後から「確認し忘れたな」と気づきました。

 

それでも全体としては、

「やれることは全部やった」

という感覚がありました。


◆ 合格発表|12月12日

合格発表は12月12日12時。

 

11時59分から専用サイトで待機し、

12時になった瞬間にページを更新。

 

受験番号を入力して検索をかけた瞬間、

アクセス集中の影響か、画面が一瞬固まりました(笑)。

 

少し待って表示された結果は、

「合格者一覧にあります」。

 

あの、毎回ちょっと分かりづらい表現ですが、

今回は間違いなく 合格 でした。

 

派手に喜ぶというより、

「あ、終わったな」

という安心感の方が大きかったです。

 

正直、合格そのもの以上に、

 

「もう複線図を、あんなに何回も書かなくていい」

 

これが一番うれしかったかもしれません(笑)。


◆ おわりに

1回目は「いけた」と思ったからこそ、不合格だったときの衝撃は大きく、

正直、しばらくは気持ちの整理がつきませんでした。

それでも、原因を自分なりに考え、もう一度結線図と向き合ったことで、

2回目の試験では「やるべきことはすべてやった」と言える状態で本番を迎えることができました。

 

このブログは、特別な才能や裏技を紹介するものではありません。

実際に受験して、悩んで、失敗して、やり直した一人の記録です。

それでも、これから第一種電気工事士を受ける方が、

「自分だけじゃないんだな」と感じたり、

どこか一部分でも参考になれば、それだけで書いた意味はあると思っています。

 

私自身、ようやくこの試験を終えることができました。

そして今は、もう複線図を何度も書かなくていいことに、心からホッとしています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

技能試験、頑張ってください!