人に学ぶ

人に学ぶ · 2026/06/03
先日、「よい結果が生まれる時」という記事を読み、強く心に残る学びがありました。 筆者は、元マラソン選手であり、現在は解説者として活躍されている増田明美さんです。 テレビで拝見する増田さんは、穏やかな表情と優しい語り口で選手の背景を丁寧に伝える方という印象があります。しかし、その内側には、若い頃の強烈な闘志と努力がありました。...
人に学ぶ · 2026/04/13
「イチローが野球をやる理由」というタイトルに惹かれて読み進めると、著者はかつてダイエーホークスで活躍し、現在ホークス監督を務める小久保裕紀さんでした。 小久保さんはプロ2年目で本塁打王を獲得しました。 しかしその成功に慢心してしまい、翌シーズンは思うような結果が出ず苦しんでいたそうです。...

人に学ぶ · 2026/03/24
セブン‐イレブン・ジャパン社長として全国展開を成し遂げた鈴木敏文氏は、時代の変化を掴み、その流れを形にした功労者であると言えるでしょう。1974年5月、東京・豊洲に1号店を出店したことを皮切りに、店舗は次々と広がっていきましたが、その歩みは決して周囲の賛同ばかりの中で進んだものではありませんでした。...
人に学ぶ · 2026/03/09
王貞治さんと荒川博さんの関係を記した一節を読み、胸を打たれました。 きっかけは、王さんの“深刻な不振”でした。 1962年ごろ、入団3年目の若き王さんは大きな壁にぶつかります。三振が多く、速球に差し込まれ、打率も安定しない。将来を嘱望されながらも、思うような結果が出ない日々が続いていました。...

人に学ぶ · 2026/03/05
大橋ボクシングジム会長の大橋秀行さんは、小学生の頃から世界チャンピオンを目指していたそうです。その覚悟は並大抵のものではなく、一日一食という過酷な生活を自らに課していたといいます。食事は晩の一度だけ。先生が心配するほどの徹底ぶりだったそうです。その努力が実り、“150年に一人の天才”と称されながら、ついに世界チャンピオンへと上り詰めました。 しかし、そんな輝かしい経歴の裏で、若い頃は「ここぞ」という大事な場面でなぜか敗れてしまうことがあったといいます。 冷静に自己分析を重ねる中で気づいたのは、自分の中にあった“うぬぼれ”でした。思うようにいかない時、周囲への不平不満を口にしていた。その心の状態のときに限って、勝負に負けていたのです。 そこで、「負けるのは周囲のせいではなく、自分の在り方の問題だ」と考えを改め、周りへの感謝を意識して接するようにしたそうです。すると不思議なことに、結果の前にまず自分自身が変わっていった――そう記されていました。 どれだけ才能や努力があっても、最後の勝敗を分けるのは心の在り方なのかもしれません。 成功の裏側にある弱さや葛藤を素直に認め、そこから学び実践する姿勢に、人としての大きさを感じました。 「ここ一番で負ける理由」を自分の中に問い続けること。 その姿勢こそが、本当の強さなのだと教えてもらった気がします。
人に学ぶ · 2026/03/03
トヨタ自動車の元社長・元会長である張富士夫さんの著書の中に、強く印象に残る話がありました。 トヨタでは「なぜを五回繰り返せ」という教えがよく知られていますが、それと同じくらい現場で徹底して叩き込まれた言葉があったそうです。それが「見たか。」という一言でした。...

人に学ぶ · 2026/02/24
セコムの前身である日本警備保障㈱の創業者・飯田亮さんの著書に、「前金制度」を導入した経緯が記されていました。 創業間もない頃、資本金が乏しい中で事業を軌道に乗せるにはどうすべきか。 後払い方式では、契約が増えれば増えるほど資金繰りが苦しくなる。そこで飯田さんは「三か月分前金」という、当時としては異例の契約方式を打ち出します。 しかし当然ながら、すぐに受け入れられたわけではありません。 「そんな厳しい条件では頼めない」 行く先々で断られ、三か月近く仕事が取れない時期もあったそうです。それでも、前金制度を撤回することはありませんでした。 結果として、この制度を貫いたことが財務体質の安定につながり、同時に“何事にも妥協しない不屈の精神”を養うことになったといいます。