先日、「よい結果が生まれる時」という記事を読み、強く心に残る学びがありました。
筆者は、元マラソン選手であり、現在は解説者として活躍されている増田明美さんです。
テレビで拝見する増田さんは、穏やかな表情と優しい語り口で選手の背景を丁寧に伝える方という印象があります。しかし、その内側には、若い頃の強烈な闘志と努力がありました。
高校時代、インターハイ出場後に重い貧血に悩まされ、恩師から「マネージャーにならないか」と声をかけられた増田さん。その言葉に悔しさを覚え、一度は部を離れますが、体調が回復すると再び競技に戻り、想像を超える努力を積み重ねていきます。
毎日の練習後の腹筋3000回。周囲からは「変人」と思われながらも、ひたすら自分と向き合い続けました。練習日誌に書かれていた言葉は、「いまに見ていろ」この一言に、当時の覚悟がすべて表れているように感じます。
また、宮本武蔵や三国志などの歴史書を読み、「心が骨太になった」と語る増田さん。努力を積み重ね、自分を鍛え上げる姿は、まさに富士のように動じない人間をつくる生き方そのものです。
しかし、ここでさらに大切な学びがありました。増田さんは後に、ブラジル人のコーチからこう教わったそうです。「よい結果というのは、自分が生きていてハッピーだと思う時に生まれる」この言葉は、これまでの考え方を覆されるようなものでした。
私たちはつい、
- 苦しいほど努力すれば結果が出る
- 我慢すれば成功に近づく
そう思いがちです。しかし実際には、心が満たされている時、自然と力が発揮されるということなのかもしれません。
増田さんの人生は、
- 「いまに見ていろ」という闘志
- 骨太の努力
- そして「ハッピーであること」
この三つが重なった時に、結果が生まれているように感じます。
私たちの仕事も同じです。
消防設備の仕事は、地道で目立たない仕事です。
だからこそ、厳しさや責任の重さに意識が向きがちです。
しかし、
- 仲間と良い関係で働けているか
- 自分の仕事に意味を感じられているか
- 今日も無事にやり切れたと思えるか
そうした「ハッピーな状態」があってこそ、
本来の力が発揮されるのではないでしょうか。
よい結果とは、
無理やり掴みにいくものではなく、
努力という土台の上に、良い心の状態が重なった時に生まれるもの
なのだと感じました。
これからも私たちは、
- 自分を鍛えることを怠らず
- そして日々を前向きに、ハッピーに過ごすこと
この両方を大切にしながら、
自然とよい結果が生まれる仕事を積み重ねていきたいと思います。


